生涯教育事業
過去の卒後教育講座

生涯にわたって、知識・技能の研鑽に努めるために、本研究所では、東京薬科大学で行われる公開卒後教育講座を共催しています。

2017年度東京薬科大学卒後教育講座(第259~261回)[春期]

主 催 東京薬科大学
共 催 一般財団法人東京薬科大学附属社会医療研究所
期 日 2017年 5月14日(日)、 6月 4日(日) 、7月9日(日)
5月14日(日)、6月4日(日)は定員に達したため受付を終了しました。
会 場 東京医科大学病院臨床講堂
【交通】東京メトロ丸ノ内線 西新宿駅 徒歩1分、JR新宿駅 徒歩7分  [地図]
参加費 1日 5,000円
(東京薬科大学の教職員・学生は無料で受講できます)
時 間 講演1(10:00~11:40)、講演2(12:40~14:20)、講演3(14:35~16:15)
日本薬剤師研修センター単位 : 3単位
申込方法:

次の申込方法のどちらかでお申込ください。

①ホームページで申込
※申込みから請求書の到着までに1週間以上かかる場合がございます。

卒後教育講座申し込みはこちら

②郵送で申込(現金書留)
卒後教育講座申込書をプリントアウトの上、必要事項を明記し、下記まで参加費を添えて現金書留にてお送りください。(※申込書のみをFAX等でお送りいただいても受講申込とはなりませんので、ご注意をお願いいたします。)

申込書をダウンロード

送付先:〒192-0392 東京都八王子市堀之内1432-1
    一般財団法人東京薬科大学附属社会医療研究所 事務局宛

その他 :
  • 下記の講師・演題は都合により変更になる場合がありますのであらかじめご了承ください。
  • 定員になり次第締め切りとさせていただきます。
  • 上記時間に質問時間を含みます。
お問い合わせ先 : 一般財団法人東京薬科大学附属社会医療研究所 事務局
TEL.042-676-5220   E-Mail:zaidan-ML@toyaku.ac.jp

第259回 【 5月14日(日) 】5月14日(日)は定員に達したため受付を終了しました。

講演1 『 肺がん領域における薬物療法の進歩~免疫療法を中心に~ 』

(10:00-11:40 100分)東京医科大学 呼吸器外科 教授
大平 達夫 先生

肺癌は、治療成績の悪い癌とされています。近年は、癌の遺伝子研究が進み、有効な薬を選択することができるようになってきています。さらに、免疫チェックポイント阻害薬が開発され、治療成績の向上が期待されています。様々な治療が開発され、薬の性質や副作用を正しく理解し、医療チームでどのように治療を進めていくかの戦略が重要になってきています。免疫チェックポイント阻害薬を中心に肺癌の薬物治療の進歩を解説します。

講演2 『 臨床推論と副作用の考え方 』

(12:40-14:20 100分)東京薬科大学 薬学部 医療実務薬学教室 助教
川口 崇 先生

患者さんから得られる情報をもとに、どのように考えるのか。患者さんと対峙する機会の増えた薬学領域で、臨床推論を応用する試みが始まっています。こうした考え方は、特に副作用マネージメントで重要です。これらを系統的に学ぶために、本講演では「副作用とはなにか」を改めて学びなおし、薬剤師が持っている知識をどのように活用すべきかをお話します。

講演3 『 検査値を活用した処方修正の提案 』

(14:35-16:15 100分)九州大学病院 薬剤部 部長
増田 智先 先生

処方箋の記載要領が改定され、処方内容のQRコード記載に加えて検査値の印字による処方監査のレベルアップをねらった試みが広まりつつある。九州大学病院では平成27年6月より院外処方箋に検査値の印字を開始した。最も多い事例は腎機能に着目した用量変更、中止などの提案であり、専門外の医師による処方に対し、薬剤師が副作用回避のための門番として機能する上で検査値の情報は有用であることがうかがえる。

第260回 【6月 4日(日) 】6月4日(日)は定員に達したため受付を終了しました。

講演1 『 高齢者と薬 』

(10:00-11:40 100分)東京大学大学院 医学系研究科 加齢医学講座 教授
秋下 雅弘 先生

高齢者では複数の慢性疾患を有するため多剤併用(polypharamacy)となることが多く、薬物有害事象や服薬管理上の問題を生じやすい。特に、要介護高齢者は、認知機能障害や介護力不足により多剤併用の問題が顕在化しやすい。多剤併用の原因と対策など薬剤師が身に着けておくべき知識について、「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」の内容を含めて解説する。

講演2 『 CKD患者への薬物療法 』

(12:40-14:20 100分)東京薬科大学 薬学部 医療実務薬学教室 准教授
竹内 裕紀 先生

慢性腎臓病(CKD)患者の薬物療法に対して、薬剤師が関与すべき事として、1.腎機能の応じた用量用法の設定、2.薬剤性腎障害の防止、3.降圧療法による腎硬化症の予防、4.糖尿病腎症の進展予防、5.腎炎や腎移植の免疫抑制療法、6.保存期腎不全の薬物療法、7.透析患者の合併症に対する薬物療法、8.腎疾患時の輸液療法・栄養管理などがありますが、これらの中からいくつかのポイントについて解説します。

講演3 『 男性更年期とアンチエイジング 』

(14:35-16:15 100分)順天堂大学大学院 医学研究科泌尿器外科学 教授
堀江 重郎 先生

男性の健康におけるバイオマーカーとして、テストステロンが注目されている。テストステロンはいわゆる男性ホルモンの一つであり、一次性徴、二次性徴に必須であるが、成人においてもさまざまな働きがあることが知られている。最近の大規模コホート研究では、テストステロン値が低い男性は、高テストステロン値の人に比べて、40%以上死亡率が高まるという結果が出ている。講演ではテストステロンを中心に男性の更年期とアンチエイジングについての話題を提供する。

第261回 【 7月 9日(日) 】

講演1 『 消化器疾患の変遷と未来 』

(10:00-11:40 100分)東京慈恵会医科大学 消化器・肝臓内科 主任教授
猿田 雅之 先生

かつて消化器領域は、消化性潰瘍・癌、ウイルス性肝炎が中心であったが、現在はピロリ菌除菌が可能となり、C型肝炎も内服薬で完治できるようになり大きく変化している。一方で、潰瘍性大腸炎、クローン病に代表される炎症性腸疾患は、2014年末に各18万人、4万人を超えさらに増加している。本講演では、消化器疾患やその治療の変遷と今後の展望を解説する。さらに、今後の注目臓器「小腸」の検査法と疾患について解説する。

講演2 『 チーム医療におけるがん専門薬剤師の役割 』

(12:40-14:20 100分)東京薬科大学 薬学部 臨床薬剤学教室 教授
下枝 貞彦 先生

新規分子標的薬が次々と上市され、複雑な治療レジメンに組み込まれる今日のがん薬物療法において、安全で確実な化学療法を施行することが、がん専門薬剤師には求められている。そこで自験例を元に、がん専門薬剤師がチーム医療に参画することによって、副作用を回避し患者の治療成績向上にどのように貢献しているのかを具体的に提示したい。また併せて、本学における学部学生や大学院生を対象とした、臨床腫瘍薬物治療学の教育体制についても紹介する。

講演3 『 日本のがん ~「がん教育」の重要性~ 』

(14:35-16:15 100分)東京大学医学部附属病院 放射線治療部門長
中川 恵一 先生

現在、年間、100万人を超える人が新たにがんと診断され、37万人以上がこの病気で命を落としている。戦前からがん死亡数は一貫して増え続けており、減少に転じる兆しは見られないが、欧米ではすでに減少傾向にある。平成29年度から全国の小中高校で開始される「がん教育」が、がん死亡減少の切札と期待されている。がん教育の背景と必要性を解説する。

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